Home

日本野蚕学会会報誌:JAPANESE JOURNAL No.31〜

『野蚕』 Wild Silkworm News 野蚕研究会 

No.1〜No.30 No.31〜

最新会報

表紙No. 63 2009.3

_________________________

表紙No. 31 1997.8 表紙の写真

No. 31 1997. 8

日本野蚕学会報”野蚕”の衣がえ ―A4版で和論も掲載― 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 野蚕のフィブロイン遺伝子に関する研究 行弘研司・瀬筒秀樹 p. 2.
海外レポート
 ムガ蚕の里アッサムを訪ねて 野田良子 p. 5.
 マダガスカルの死者を包む野蚕布について 清水 治 p. 7.
 第17回国際養蚕会議に出席して 赤井 弘 p. 10.
 インドネシア野蚕だより(第3回) 赤井 弘 p. 11.
野蚕情報
 天蚕フィブロインを利用した化粧用品の開発 瓜田章二 p. 12.
 ワールド・ファッション・トレードフェア'97 (WFTF) に参加して 夏原 進 p. 13.
 文化祭学術展に参加 東京農業大学昆虫学研究室 p. 14.
野蚕文芸
 野蚕のうた 栗林茂治 p. 17.
野蚕紹介
 野蚕と呼ばれる虫たち(6) ―セクロピアサン― 齋藤 準 p. 18.
事務局だより p. 19.

表紙No. 32 1997. 12 表紙の写真
 セクロピアサン Hyalophora cecropia
 ヤママユガ科に属し,アメリカを代表する野蚕の一種である。前号の野蚕学会報31号で紹介した。写真は,終齢幼虫で鮮やかな赤 い突起と青い突起があたか も冠をかぶったようにも見える。偶然ではあろうが,その派手な色合いと形が何ともアメリカ的だと思うのは私だけであろうか。
(撮影 齋藤 準)

No. 32 1997. 12

野蚕による国際交流を考える 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 野蚕を利用したバイテクから生物工学をめざして 小林 淳 p. 3.
海外レポート
 ムガ蚕の里アッサムを訪ねてII 野田良子 p. 6.
 アフリカ野蚕だより 赤井 弘 p. 8.
 野蚕を食べる(1) 三橋 淳 p. 9.
野蚕情報
 「天蚕飼育技術の確立」についての中国との共同研究 田中 汎 p. 12.
 天蚕の野生と優等生の家蚕 高澤史納 p. 14.
 野蚕たちと過ごした3ヶ月間を振り返って 安藤真輝 p. 15.
 浴用タオルとしての野蚕絹の効用 安藤真輝・三次俊樹 p. 16.
 1997年度第1回野蚕研究会要旨 三田村敏正, 吉田信明, 平尾銀蔵 p. 17.
 シルクフェア'97開催さる p. 18.
野蚕紹介
 野蚕と呼ばれる虫たち(7) ―ロスチャイルドヤママユ― 齋藤 準 p. 19.
事務局だより p. 20.

表紙No. 33 1998. 3 表紙の写真
シンジュサン Samia cynthia
 ヤママユガ科に属し,Samia cynthia pryeriは日本全国に分布している。エリサン Samia cynthia riciniとは同属で亜種関係にある。この仲間は元々は中国中心にアジア地域にのみに生息して いたが,現在ではヨーロッパやアメリカにも分布している。詳しくは野蚕学会報21号で紹介した。写真は,成虫(♀)で前後翅とも に三日月模様をもつ美しい蛾である。(撮影 齋藤準)

No. 33 1998. 3

第3回国際野蚕学会議の開催について 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 天蚕・柞蚕の未知のタンパク質の正体に迫る 梶浦善太 p. 3.
第3回アジア―太平洋国際昆虫学会議レポート
 第3回アジア―太平洋国際昆虫学会議における”国際野蚕シンポジウム”を終えて 赤井 弘 p. 6.
 台湾省蚕蜂業改良場を訪ねて 中田 徹 p. 7
 台湾省苗粟県を訪ねて 加藤 弘 p. 9.
 麗しの島, フォルモーサ 加藤義臣 p. 10.
海外レポート
 野蚕を食べる(2) 三橋 淳 p. 12.
野蚕情報
 1997年第2回野蚕研究会要旨 赤井 弘, 栗林茂治, 小此木エツ子, 蜜田和彦 p. 14.
 歴史の道「絹の道」(日本のシルクロード) 夏原 進 p. 18.
野蚕紹介
 野蚕と呼ばれる虫たち(8) ―イオメダマヤママユ― 齋藤 準 p. 19.
事務局だより p. 20.

表紙No. 34 1998. 7 表紙の写真
クワコ Bombyx mandarina (Moore)
 クワコはカイコガ科 (Bombycidae) に属し,カイコガ Bombyx mori (Linnaeus) の近縁種としてカイコの祖先ともいわれている。クワコは,あまり研究対象としては注目されてはいないが,野生絹糸昆虫としてはユニークな存在である。写真は外的に対する脅 しのポーズであるが,その表情はどことなくユーモラスで笑えてしまうのは私だけであろうか,なお,クワコについては今号から九州 大学農学 部の河原畑勇先生に詳しくご紹介いただくのでご覧いただきたい。 (撮影 齋藤 準)

No. 34 1998. 7

野蚕研究会を関西で開催 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 昆虫体液中のヒト補体系第二経路阻止物質 関島安隆 p. 3.
野蚕情報
 クワコをめぐる最近の話題(1)―クワコとその分布― 河原畑 勇 p. 7.
 ヨナグニサン飼育施設を訪ねて 三田村敏正 p. 9.
 野蚕の精練について 平尾銀蔵 p. 11.
 天蚕の里:愛媛県域川町から 芦田美喜子 p. 12.
 第4回日本野蚕学会大会を終えて 加藤義臣 p. 14.
海外レポート
 野蚕を食べる(3)―アフリカの食用野蚕 三橋 淳 p. 16.
野蚕紹介
 野蚕と呼ばれる虫たち(9) ―アメリカオオミズアオ― 齋藤 準 p. 19.
事務局だより p. 20.

表紙No. 35 1998. 10 表紙の写真
ルイジアナメダマヤママユ Automeris louisiana (Ferguson & Brou)
 メダマヤママユ属 (Automeris) は,その名の通り成虫の後翅に立派な目玉模様をもっている。前翅は枯れ葉そっくりなので翅を閉じてじっとされていると,野外でその姿を見つけ出すことは容易ではない。外敵 に襲われそうになると,パッと翅を拡げて目玉模様をみせることで相手を威嚇するのである。その効果はかなりのものと思われるが, 正直言っ て鳥でない私にはあまりよくわからない。どことなく少女マンガに出てきそうなこの目がいいのであろうか?  (撮影 齋藤 準)

No. 35 1998. 10

21世紀の野蚕を考える 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 Antheraea属の蛹休眠と光周性を制御する神経・内分泌機構と概日遺伝子 竹田真木生 p. 3.
野蚕情報
 クワコをめぐる最近の話題(2)―クワコとインドクワコ― 河原畑 勇 p. 6.
 天蚕の大量飼育・多回育種技術の開発 柿崎武雄 p. 8.
 アナフェ蚕による糸作り, 布作り 鈴木美穂 p. 10.
 ウスタビガの魅力 新開 孝 p. 12.
 日本昆虫学会「野蚕ワークショップ」を終えて p. 14.
海外レポート
 インドの野蚕―ブバネシュワールの野蚕学会によせて― 長谷川千代 p. 15.
 野蚕を食べる(4)―アフリカの食用野蚕(その3) 三橋 淳 p. 17.
野蚕紹介
 野蚕と呼ばれる虫たち(10) ―プロメテアサン― 齋藤 準 p. 20.
事務局だより p. 20.

No. 36

野蚕シルクの高付加価値について 赤井 弘 p. 2.
第3回国際野蚕学会議レポート
 第3回国際野蚕学会の成果とその広がり 赤井 弘 p. 3.
 第3回国際野蚕学会議報告 飯塚栄策 p. 5.
 インドの野蚕学会議と21世紀 鈴木幸一 p. 6.
 インドの風を求めて・雑感 末光國明 p. 7.
 子供達の笑顔を守るもの ―織物の村、スワルクチを訪ねて― 滝澤真琴 p. 8.
 国際野蚕学会に参加して 志村幸子 p. 9.
 第3回国際野蚕学会に参加して 紺野美沙子 p. 10.
 第3回国際野蚕学会に参加して「感激のムガシルク」 尾白直子 p. 11.
 野蚕布との出会い 津田千枝子 p. 12.
野蚕情報
 アフリカの野蚕だより―アナフェの里を訪ねて― 赤井 弘 p. 14.
 黄色の繭をつくる天蚕 桑原伸夫 p. 16.
野蚕紹介
 野蚕と呼ばれる虫たち(11) ―カレッタシロスジサン― 齋藤 準 p. 18.
事務局だより p. 19.

表紙No. 37 1999. 7 表紙の写真
オナガミズアオ Actias gnoma
 オナガミズアオ Actias gonma はヤママユガ科に属し,オオミズアオ A. Artemis とともに日本を代表する美しい蛾である。詳しくは本会報No. 27で紹介してあるのでご参照いただきたい。写真は,羽化したての成虫で左が♀で右が♂である。1化目の成虫は梅雨時から初夏にかけて羽化するが,その姿と色は何とも優雅 で涼しげに見える。この時期にマッチしているように思えるのは気のせいであろうか?  (撮影 齋藤 準)

No. 37 1999. 7

最近の野蚕に係わる国際学会を考える 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 天蚕の通年飼育体系確立をめざして 三田村敏正 p. 3.
野蚕情報
 クワコをめぐる最近の話題(3)―外部形態・染色体― 伴野 豊・中村 隆 p. 6.
 サクサンの越中褌 木村幸夫 p. 8.
 インドネシアの野蚕開発計画 フィトリアーニ・黒田 p. 9.
 長野県における野蚕事情について 福本国志 p. 12.
日本野蚕学会第5回大会レポート
 ワークショップ:シルク新素材
  ―アナフェ, アタカス, クリキュラのすべて― 赤井 弘 p. 14.
 野蚕パウダーの利用 ―UV吸収性を中心に― 長島孝行・熊の友紀子・仁科美保 p. 15.
 日本野蚕学会第5回大会を終えて 今泉雅勝 p. 17.
野蚕紹介
 野蚕と呼ばれる虫たち(12) ―イサベラミズアオ― 齋藤 準 p. 19.
事務局だより p. 20.

表紙No. 38 1999. 11 表紙の写真
アフリカオナガミズアオ Argema mimosae
 アフリカオナガミズアオ Argema mimosae はヤママユガ科に属し,アフリカを代表する美しい蛾である。詳しくは本号 19 ページで紹介しているのでご参照いただきたい。写真は,成虫♀の翅の目玉模様である。おそらく外敵の鳥などを威嚇するための模様であると考えられる。黄緑色の鮮やかな翅 は,木の葉を意識したものであろうか?(撮影 齋藤 準)

No. 38 1999. 11

地場産業になる野蚕の開発 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 野蚕飼料樹の倍数性育種に関する研究 押金健吾 p. 3.
日本野蚕学会研究会(京都)レポート
 日本野蚕学会研究会(京都)の概要 一田昌利 p. 7.
 インドの野蚕糸の魅力 真木千秋 p. 9.
 インドネシアのクリキュラ繭の利用 林美恵子 p. 10.
 神秘の輝き, 自然のロマン黄金繭 亀井正美 p. 11.
 アフリカのアナフェ繭の加工利用 梶川弥希子 p. 12.
 シルクの非繊維利用 長島孝行 p. 13.
 日本の伝統染織の今後の行方 富山弘基 p. 14.
海外レポート
 中国国際野蚕学術交流会に出席して 赤井 弘 p. 15.
 国際野蚕シンポジウム・中国野蚕現地検討会参加報告 竹田真木生 p. 16.
 タンザニアを訪ねて 清水 治 p. 17
野蚕紹介
 野蚕と呼ばれる虫たち(13) ―アフリカオナガミズアオ― 齋藤 準 p. 19.
事務局だより p. 20.

表紙No. 39 2000. 3 表紙の写真
エリサン Samia cynthia ricini
 エリサンはヤママユガ科に Samia 属し,カイコと同様に養蚕が行われている野蚕である。今号ではエリサンに関する各分野の情報を特集として取り上げているのでご参照いただきたい。写真は,営繭後の蛹になる 直前の青色と黄色系統の幼虫である。普段は繭の中であるから目にすることはないが,これから幼虫から蛹へとドラマチックな変身が 起こるの である。(撮影 齋藤 準)

No. 39 2000. 3

第4回国際野蚕学会の開催を考える 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 天蚕の麻痺性ペプチドの同定とその性状 清野 敦 p. 3.
エリサン特集 エリサンの系統について 齋藤 準・木内 信 p. 5.
 エリサンの人工飼料と飼育法 清水 治 p. 7.
 エリサンの翅の伸長と脂肪酸 中村匡利 p. 8.
 エリサンとシンジュサンの交雑種における諸形質の遺伝 嶋田 透 p. 9.
 エリサンとテンサンの核多角体病ウイルスにおける2遺伝子の塩基配列 阿部 靖・永田昌男・小林正彦・野口洋子・清水 治・嶋 田 透 p. 11.
 フィリピンのエリサン開発について 吉田 尚 p. 13.
 エリサンの製品化の現状と将来について 吉田信明 p. 14.
海外レポート
 第2回国際昆虫利用ワークショップに参加して 赤井 弘 p. 16.
 ケニアICIPEにおける野蚕研究事情 今野浩太郎 p. 17.
 国際養蚕会議報告 飯塚栄策 p. 18.
野蚕情報
 1999年度第2回野蚕研究会報告 山田弘生 p. 19.
事務局だより p. 20.

表紙No. 40 2000. 7 表紙の写真
クスサン Caligula japonica とクリの花
 クスサンはヤママユガ科に属し,クリの有名な害虫である。なぜクリサンではなくてクスサンなのか? その理由は分からない。梅 雨時,クリの花が咲く時期 に合わせて終齢幼虫となり,写真のようにその姿は妙にクリの花に似ている。おそらく,クリの花に似せた擬態であろうが,これもま た虫の不思議な世界であ る。詳しくは会報 No. 25 で紹介しているのでご参照いただきたい。
(撮影 齋藤 準)

No. 40 2000. 7

日本野蚕学会第6回大会を終えて 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 絹の繊維化前の構造と巧みな繊維化のメカニズム 朝倉哲郎 p. 3.
日本野蚕学会第6回大会
 日本野蚕学会第6回大会の報告 木口憲爾・金勝廉介 p. 5.
 中国柞蚕の稚蚕飼育法に学ぶ 山本正明 p. 7.
 天蚕核多角体病ウイルスに対する抗血清の作製 松本伸浩 p. 7.
 天蚕(Antheraea yamamai)のコクナーゼ ―その分泌と繰糸への影響― 山口幸路  p. 8.
 クリキュラ繭の黄金色について 加藤義臣・山田弘生・坪内紘三 p. 9.
 クワコ繭層タンパク質の比較 一田昌利 p. 9.
 野蚕フィブロインとセルロースの複合最盛繊維 金勝廉介 p. 10.
 絹糸昆虫の体表面電位計測 森川英明・李 奇菊・松橋 潤・三浦幹彦・岩佐昌征・中沢 賢 p. 11.
 野蚕卵を用いた在来タマゴコバチ類の飼育について 福本匡恵 p. 11.
 アナフェの糸作りと染色 鈴木美穂・多田米子 p. 12.
 アカタス糸からの試織布づくり 真木千絵 p. 13.
 色と形と動きによる可能性 ―Space― 和田みほ子 p. 13.
野蚕情報
 前橋南部天蚕組合の10数年 樋口安次 p. 14.
 野蚕糸の利活用について 田中 汎 p. 16.
 野蚕に関する最近の話題 齋藤 準 p. 18.
事務局だより p. 19.

表紙No. 41 2000. 11 表紙の写真
Rothschildia lebeau の翅の透かし窓
 レーベウロスチャイルドヤママユはヤママユガ科のRothschildia 属し,アメリカテキサス州からメキシコに分布する。ロスチャイルドヤママユ属は主に中南米地域に広く分布しており,写真のように翅に大きな窓のような鱗粉をもたない部分 (透明斑)がある。この部分の形は種によって大きく異なっており,形は三日月,三角,卵形などさまざまである。いったい何のため にあるの か? 理由を知りたいものである。  (撮影 齋藤 準)

No. 41 2000. 11

ヨナクニサンの輸入禁止について考える 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 野蚕糸の孔 鳴海多恵子 p. 3.
第21回国際昆虫学会議レポート
 XXI回国際昆虫学会における野蚕シンポジウムを終えて 赤井 弘 p. 6.
 2000年ブラジル昆虫の旅報告 ―ブラジルの豊かな生物資源と研究の実像― 今野浩太郎 p. 7.
 第21回国際昆虫学会議 ―ブレイクスルーはなかったか?― 鈴木幸一 p. 8.
 第21回国際昆虫学会―盲巨象的印象期 竹田真木生 p. 10.
 第21回国際昆虫学会に参加して ―情熱の国・情熱の人― 服部 充 p. 13.
 第21回国際昆虫学会議に参加して 宮澤光博 p. 14.
海外情報
 中国蚕業資源総合利用シンポジウムに参加して 赤井 弘 p. 15.
野蚕情報
 天蚕プローチの作り方 佐藤美枝 p. 16.
 野蚕図書紹介 栗林茂治 p. 17.
事務局だより p. 20.

表紙No. 42 2001. 3 表紙の写真
ヨナグニサン Attacus atlas の触角(♂)
 ヨナグニサンは世界最大の蛾としてヤママユガ科を代表する雅である。日本では,石垣島,西表島,与那国島に生息しており,沖縄 県指定の天然記念物として 保護されている。ヤママユガの仲間は写真のように,特に♂の触角が発達していて,この櫛状の触角で♀が出すフェロモンを感知して いる。多くの夜行性の蛾に とって,触角は視覚である眼よりも大切なのである。羽化したての成虫は,触角が鱗ぷんだらけなのもユーモラスに思える。
(撮影 齋藤 準)

   

No. 42 2001. 3

学会設立の原点にかえって考える 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 野蚕繭フィブロインとセルロースの複合再生繊維 金勝廉介・岩間素子 p. 3.
日本野蚕学会研究会(群馬)レポート
 2000年度第1回野蚕研究会の報告 清水 治 p. 6.
 最近の製糸業と製品開発 茂木雅雄 p. 7.
 アースブルーとの出会い 小島 篤 p. 7.
日本野蚕学会研究会(つくば)レポート
 2000年度第2回野蚕研究会の報告 山田弘生 p. 8.
 ウスタビガの生態 三田村敏正 p. 8.
 物理劣化絹 馬越芳子 p. 9.
 絹糸昆虫の繭のUV遮蔽特性 長島孝行 p. 9.
海外レポート
 エチオピアでのエリ蚕養蚕の可能性 清水 治 p. 10.
 インドの野蚕糸を訪ねて 赤井 弘 p. 13.
野蚕情報
 生きた生物教材の供給を通して思うこと 京都科学株式会社 p. 15.
 「生物教材と野蚕」教材としてのエリサン ―エリサンの生活史― 齋藤貞美 p. 17.
事務局だより p. 20.

表紙No. 43 2001. 7 表紙の写真
エゾヨツメ Aglia tau 幼虫の角?
 エゾヨツメは,日本に生息するヤママユガ科の中で最も小型である。その分布はアジアから遠くヨーロッパに至までと広い。若齢幼 虫には特徴的な突起があ る。写真は4齢幼虫の頭部で,この突起は5齢幼虫になると消失する。一体この突起は何をするためにあるのだろう。同様の現象は, イボタガ幼虫などでもみら れる。それにしても不思議な角?である。  (撮影 齋藤 準)

No. 43 2001. 7

第4回国際野蚕学会議をインドネシアで開催 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 野蚕幼虫の色に秘められた生存戦略 ―青色色素とその結合タンパク質― 齋藤 準 p. 3.
日本野蚕学会第7回大会レポート
 日本野蚕学会第7回大会レポート 長島孝行 p. 7.
 ヤママユガとエリサンのコクナーゼの分泌腺の比較 和田章太郎 p. 8.
 走査型プローブ顕微鏡 (SPM) によるfibroinの構造解析 小暮亮雅・赤井 弘・長島孝行 p. 8.
 天蚕雌付属腺抽出物に見出されたラット肝ガン細胞増殖抑制作用 矢後素子・洞口博昭・鈴木幸一・橋元 進・阿部真治 p. 9.
 Parasa 属の嗜好性 一田昌利 p. 10.
 シルクの街・横浜の今昔 小泉雅夫 p. 10.
 第2次野蚕ブームを築くための今後の課題 今泉雅勝 p. 11.
 フランスでの発表を終えて 岡 正子 p. 11.
 21世紀の商品開発のキーワードとワイルドシルク(野蚕) 夏原 進 p. 12.
海外情報
 ラオスにおける野蚕の現状 黒田正人 p. 14.
 世界の染と織 1. インド, オリッさの野蚕タッサー 安藤武子 p. 17.
事務局だより p. 20.

表紙No. 44 2001. 11 表紙の写真
ウスタビガの繭
 晩秋の雑木林を散策すると,すっかり葉の落ちた木々の枝に鮮やかな緑を見つけることがある。それが何かと近づいてみるとウスタ ビガの繭であることに気づ く。ウスタビガの繭は写真のように様々な色合いの緑色をしている。幼虫が繭を作る時の光の強さによって色合いに違いが現れるので ある。林で緑色の繭を見つ けると,梅雨の晴れ間に日を浴びて,せっせと繭作りをする幼虫の姿が想い出される。  (撮影 齋藤 準)

No. 44 2001. 11

野蚕における国際交流の重要性 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 エリサンを用いて昆虫と植物の攻防関係を探る 今野浩太郎 p. 3.
日本野蚕学会・日本蛾類学会合同研究会レポート
 野蚕学会・蛾類学会合同研究会報告 加藤義臣 p. 6.
 ヤママユガよもやま話 大和田 守 p. 7.
 野蚕利用の文化誌 栗林茂治 p. 7.
 伊豆諸島のオナガミズアオ 矢野高広 p. 8.
 世界の絹糸虫 赤井 弘 p. 9.
 最近のシンジュサン属の分類 岸田泰則 p. 10.
海外レポート
 第4回アジア太平洋昆虫学会における野蚕シンポジウム 赤井 弘 p. 10.
 ラオス(ラアンプラバン地方)の野蚕について 草川メイ p. 12.
 タッサー蚕糸流通のインド国内事情 山谷信行 p. 14.
野蚕情報
 製糸から見た蚕糸業 坂本 雅 p. 16.
 天然の繭との出会い 日野逸夫 p. 18.
事務局だより p. 19.

表紙No. 45 2002. 3 表紙の写真
ヨナグニサン Attacus atlas 幼虫の顔
 ヨナグニサンは,ヤママユガ科最大のがであることは皆様もよくご存知のことと思います。しかし,その幼虫の顔(頭部正面)をご 覧になった方は少ないので はないでしょうか。左右の張り出た突起と青白い体色,白い粉に覆われたその風貌は,何ともいえない威圧感があります。インドネシ アの学会に行かれる方は是 非実物をご覧ください。  (撮影 齋藤 準)

No. 45 2002. 3

第4回国際野蚕学会議の開催にあたって 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 野蚕に内在している魅力にあふれる転移因子発掘 中島裕美子 p. 3.
日本野蚕学会研究会(つくば)レポート
 2001年度第2回野蚕研究会の報告 齋藤 準 p. 7.
 黄色の絹 山田弘生 p. 7.
 野蚕布の型染め 津田千枝子 p. 9.
 野蚕糸のマフラー作り 眞木千絵 p. 9.
野蚕情報
 北九州博覧祭2001:「インドネシア”黄金の繭”展」レポート 東嶋一夫 p. 10.
 穂高町の天蚕業について 上條幸宏 p. 13.
 福島県における野蚕に関する試験研究 三田村敏正 p. 15.
 滋賀県における野蚕に関する試験研究のあゆみと現状 寺本憲之 p. 16.
 秩父発―天蚕の里づくりをめざして 近 達也 p. 18.
事務局だより p. 19.

表紙No. 46 2002. 7 表紙の写真
第4回国際野蚕学会議の主会場となったジョグジャカルタ・エキスポセンター
 しょうしゃな建物の内部は,シンボルマークのアタカス(ヨナクニサン)を中心に綺麗な飾り付けがなされ,国際会議の会場にふさ わしい雰囲気をかもしだしていた。前庭には,会期中,この大会に参加した人の国旗が誇らしげにはためいていた。

No. 46 2002. 7

第4回国際野蚕学会議特集号
目次
 第4回国際野蚕学会議を終えて 赤井 弘 p. 2.
 第4回国際野蚕学会議の報告 栗林茂治 p. 3.
 クリキュラ養蚕 坪内紘三 p. 6.
 インドネシアの製糸業の一端に触れて 高林千幸 p. 6.
 インドネシアの野蚕と虫たち 加藤義臣 p. 8.
 インドネシア見聞 矢後素子 p. 10.
 貴重な体験を与えてくれたインドネシア国際野蚕学会 安 嬰 p. 11.
 第4回国際野蚕会議に参加して 大門高明 p. 12.
 国際野蚕学会と私の出会い わたなべひろこ p. 13.
 第4回国際野蚕学会に参加して 岸 弘子 p. 14.
 野蚕の風合いとトゥバンの染色について 山崎和樹 p. 15.
 野蚕学会 インド染色学会に参加して 中村ちゑ子 p. 16.
 インドネシア野蚕会議に参加しました こなかかずよ p. 16.
 第4回ジョグジャカルタ国際野蚕学会に参加して 袴着英子 p. 17.
 日本・インドネシア交流 黒田俊子 p. 18.
 国際野蚕学会に参加して 井上智子 p. 19.
事務局だより p. 20.

表紙No. 47 2002. 11 表紙の写真
ウスタビガ Rhodinia fugax 成虫(♀)
 ウスタビガの成虫は,晩秋の落ち葉が舞い,朝晩はかなり冷え込む季節に羽化する。成虫は昼間,葉の落ちかけた雑木林の中を活動 する。成虫の翅は雌雄で色 彩に違いがみられるが,紅葉した葉の色ににた黄色や濃い褐色である。これも捕食者である鳥などから逃れる術かもしれない。彼らの 幼虫は擬態の名手である が,成虫もなかなかのものである。私事ではあるが,この秋,長年住み慣れた関東から京都に来る機会を得た。京都の紅葉も鮮やかで あるが,その中で彼らも 待っているのであろうか? 出会える機会が楽しみである。  (撮影 齋藤 準)

No. 47 2002. 11

目次
 国際野蚕学会議の波及効果 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 エリ蚕の抗菌性タンパク質 森嶋伊佐夫 p. 3.
日本野蚕学会第8回大会レポート
 日本野蚕学会第8回大会の報告 蜷木 理 p. 5.
 パキパーサPachypasa otus の繭 濱野国勝 p. 7.
 コマユバチの話 山田弘生 p. 8.
 人工飼料育テンサンの腹脚把握力と歩行行動 山本正明・金勝廉介・西岡孝彦 p. 9.
 絹糸昆虫の名前の由来 栗林茂治 p. 10.
 絹の精練染色―ナレッジ・コムの構築とネット上の公開 加藤 弘 p. 14.
 ワイルドシルク(野蚕)をユニバーサルファッションへ 夏原 進 p. 15.
海外レポート
 マコーランド(南アフリカ共和国・西ケーブ州)の野蚕について 東城幸治 p. 17.
事務局だより p. 20.

表紙No. 48 2003. 4 表紙の写真
 イザベラミズアオ Graellsia isabelae 成虫(♂)
 イサベラミズアオは,スペインを代表する美しいヤママユガ科の蛾である。その学名は発見当時の女王イサベラ2世にちなんでつけ られた。幼虫がマツ類を食べる点はユニークに思える。日本のオナガミズアオ,オオミズアオなどのActias 属とは近縁種である。本種は翅の翅脈部分がはっきりとした線になっているのが大きな特徴である。あたかもヨーロッパの教会のステ ンドグラスを想い描くのは私だけであろうか。詳しくは「野蚕」No. 37 で紹介しているのでご参照いただきたい。写真はスペインの Josep Ylla i Ullastre 先生のご厚意によって撮らせていただいたものである。   (撮影 齋藤 準)

No. 48 2003. 4

目次
 未利用資源としての野蚕開発 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 シルクシートの開発 河原 豊 p. 3.
日本野蚕学会研究会レポート
 2002年度野蚕研究会の報告 山田弘生 p. 6.
 エリサン利用の現状 吉田信明 p. 6.
 家蚕フィブロインと各種バイオポリマーとの複合繊維の作出 金勝廉介 p. 7.
 シルクの機能特性とリサイクル 長島孝行 p. 8.
 野蚕の生活資材への利用 瓜田章二 p. 8.
 ワイルドシルクの総合利用 ―特に未開発シルク資源― 赤井 弘 p. 9.
野蚕情報
 私の野蚕研究史 ―発展途上篇― 齋藤 準 p. 11.
 山まゆの里づくりをめざして 小田 貢 p. 14.
 シルクロード神秘な黄金の輝き「繭」 日本の藍 世界の藍 中西秀典 p. 17.
事務局だより p. 18.

No. 49 2003. 9

目次
 学会の活動と会誌について 赤井 弘 p. 2.
学会レポート
 日本野蚕学会第9回大会を終えて 一田昌利 p. 3.
 なぜ天蚕メス生殖付属腺なのか? 矢後素子・洞口博昭・鈴木幸一 p. 4.
 天蚕研究の取り組み 安田勝年 p. 5.
 サクサンの休眠覚醒とセロトニンシグナルの相関性について 平垣 進・拓原岳人・藤原義博・竹田真木生 p. 6.
 イロマユの紫外線遮蔽機能について 伊藤智恵子・長島孝行 p. 8.
 現行蚕品種糸と野蚕糸の混用による商品化 山村多栄子 p. 9.
シンポジウム
 新素材としてのワイルドシルク開発 赤井 弘 p. 10.
 繊維加工と付加価値の向上 加藤 弘 p. 11.
 非繊維利用の今後の展開 長島孝行 p. 12.
 シルク流通と需要の喚起 今泉雅勝 p. 13.
野蚕・シルクQ&A p. 15.
野蚕・シルク耳より情報 p. 16.
事務局だより p. 18.

No. 50 2004. 3

目次
 第5回国際野蚕ワークショップ(シンポジウム)の開催について 赤井 弘 p. 2.
スローライフ・スローワーク展より
 スローライフ・スローワーク展を終えて 今泉雅勝 p. 3.
 「スローライフ・スローワーク展」に参加して フィトリアーニ・黒田 p. 5.
 貝紫染に魅せられて 山村多栄子 p. 6.
タイ国での「国際野蚕ワークショップ」開催の御案内 栗林茂治 p. 8.
from...野蚕ジャーナル
 アフリカ産のゴノメタ繭から 赤井 弘 p. 10.
野蚕・シルクQ&A p. 13.
野蚕・シルク耳より情報 p. 13.
日本野蚕学会第10回大会の開催について p. 14.
事務局だより p. 14.

No. 51 2004. 6

目次
 ワイルドシルク開発 ―今、何をなすべきか― 赤井 弘 p. 2.
特集「染色」
 ―ロイヤル素材「絹・綿・藍」―日本の藍 ジャパンブルー ふるさと源流を求めて 中西秀典・フィトリアーニ 黒田 p. 3.
 草木染の色彩的特徴 山崎和樹 p. 8.
from...野蚕ジャーナル
 シルクと染色によるUVカット 赤井 弘 p. 10.
野蚕・シルクQ&A p. 14.
事務局だより p. 18.

No. 52 2004. 12

目次
 ”シルク復活の道”を考える 赤井 弘 p. 2.
学会レポート
 日本野蚕学会第10回大会を顧みて 瓜田章二 p. 3.
 カイコBombyx mori のfibroinタンパク質の構造解析 小暮亮雅・長島孝行 p. 4.
 野蚕シルクの多様性について 〜野蚕6種のフィブロイン〜 瀬筒秀樹・田村俊樹・行弘研司 p. 5.
 天然色素抽出物の繊維害虫ヒメマルカツオブシムシ幼虫による摂食抑制効果 加藤 弘 p. 6.
 野蚕繭のパウダー化と機能性効果 安田勝年 p. 11.
 野蚕学会に参加して 白井妙子 p. 13.
野蚕・シルクQ&A p. 14.
野蚕学会新入会員 p. 18.

No. 53 2005. 3

目次
 第5回国際野蚕ワークショップを終わって 赤井 弘 p. 2.
ワイルドシルク開発 ―今、何をなすべきか―
 1. 新素材としてのワイルドシルク開発 赤井 弘 p. 3.
 2. 繊維加工と付加価値の向上 加藤 弘 p. 7.
 3. 非繊維利用の今後の展開 長島孝行 p. 13.
 4. シルク流通と需要の喚起 (1) ―21世紀型「コンパクト」産業へ構築を急ぐ― 夏原 進 p. 17.
               (2) 絹糸の自由化とワイルドシルクの方向性 山谷信行 p. 20.
日本野蚕学会第11回大会の御案内 p. 24.
事務局だより p. 24.

No. 54 2005. 7

目次
 日本野蚕学会第11回大会を終わって 赤井 弘 p. 2.
特集・野蚕とシルクの国際ワークショップ ”野蚕と熱帯家蚕の最近の進歩と発展”
 1. ワークショップの概要 赤井 弘 p. 3.
 2. 熱帯性蚕Nang-Laiの繭糸の特徴 古澤壽治 p. 7.
 3. 野蚕と家蚕の絹糸腺由来のフィブロイン分解酵素、フィブロイナーゼ 角田素行 p. 10.
 4. タイでの国際野蚕ワークショップに参加して 瀬筒秀樹 p. 11.
 5. 2004年国際野蚕ワークショップに参加しました 小林 功 p. 13.
 6. 国際野蚕ワークショップを終えて 栗林茂治 p. 14.
野蚕・シルク耳より情報
 「りょうぜん天蚕の会」の町おこしの取り組み 柳沼泰衛 p. 16.
事務局だより p. 18.

No. 55 2006. 1

目次
 第5回国際野蚕学会議の開催は中国で 赤井 弘 p. 2.
学会レポート
 第二次大戦下の日本におけるエリ蚕の大量飼育 栗林茂治 p. 3.
 ガムシが生成するEgg cocoonの構造解析 坂田歩美・長島孝行 p. 6.
 サクサン培養細胞におけるバキュロウイルス感受性に対する培地の影響 小林 淳・前川憲一 p. 7.
野蚕・シルク耳より情報
 食品未利用資源としてのシルクの応用を目指す ―シルクタンパク質の食品機能性を明らかにする栄養学的研究― 田所忠弘・源川 博久 p. 11.
事務局だより p. 16.

No. 56 2006. 5

目次
 第12回日本野蚕学会大会は東京農大世田谷キャンパスで開催 赤井 弘 p. 2.
学会レポート
 第20回国際養蚕会議から 赤井 弘 p. 3.
 組み換えセリシン蚕におけるフィブロインの生成と分泌について 赤井 弘・白井妙子・長島孝行・井上 聡・小林功・田村俊樹  p. 4.
私の研究
 カイコとエリ蚕の絹糸腺から単離されたフィブロインを分解する酵素、フィブロイナーゼ 角田素行 p. 5.
インドネシア野蚕学会の設立 p. 8.
シルクよもやまばなし
 カレッジ講座「ここまで来たシルクの利用」が開催される p. 10.
 「絹を食べる」新発想が人気、シルクパウダー入りパン、豆腐が登場 p. 11.
 大手町カフェ「シルキークリスマス」 p. 11.
野蚕・シルクQ&A p. 13.
事務局だより p. 16.

No. 57 2006. 9

目次
 第5回国際野蚕学会議は来年に延期 赤井 弘 p. 2.
学会レポート
 日本野蚕学会第12回大会終了報告 田所忠弘 p. 3.
 エリサン幼虫体色2型の体液中におけるビリベルジン結合タンパク質の比較 齋藤 準・早川春奈 p. 4.
 紫外線蛍光野蚕絹糸利用の可能性 一田昌利 p. 5.
 野蚕等の絹糸腺で発現している遺伝子の解析 瀬筒秀樹・三田和英・田村俊樹 p. 6.
 日本野蚕学会12回大会展示講演報告 今泉雅勝 p. 8.
 シンポジウム総括(2002〜2005)今後の先進国型シルク産業のあり方 赤井 弘 p. 9.
特別レポート
 インドネシアの野蚕開発事業―ジャワ震災からの復興を目指して― フィトリアーニ・クロダ p. 13.
シルクよもやまばなし
 インドシルク染織講演会から 赤井 弘 p. 16.
 グリーンフォーラム21から 長島孝行 p. 18.
事務局だより p. 20.

No. 58 2007. 3

目次
巻頭言
 野蚕特性の利用開発の重要性 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 ヤママユガよもやま話 大和田守 p. 3.
特別レポート
 富岡製糸場を世界遺産に! 小島 篤 p. 5.
 海外イベント駆け足ツアー ―インド染色研究会から ― 長谷川千代 p. 6.
シルクよもやま話
 講演会:日本の絹・世界の絹 於 豊橋丸栄、豊橋市 赤井 弘 p. 11.
 講演会:私のシルクロード ―天蚕に魅せられて― 赤井 弘 p. 11.
海外便り
 ネパール便り 清水 治 p. 12.
Fromジャーナル
 ヒゲナガカワトビケラの生成するシルク 波多野友博 p. 16.
事務局だより p. 20.
編集後記 p. 20.

No. 59 2007. 6

目次
巻頭言
 東南アジアにおける野生シルクの研究開発を歓迎する 赤井 弘 p. 2.
特別レポート
 世界遺産登録を目指したまちづくり 岩井賢太郎 p. 3.
私の研究
 布団乾燥機を用いた簡易繭乾燥機の試作 清水 治・岸 弘子 p. 6.
 ヤママユガよもやま話2 大和田守 p. 8.
from ジャーナル
 組み換えセリシン蚕のフィブロイン分泌機能の回復 赤井 弘 p. 11.
シルクよもやま話
 天蚕繭の利活用による地域づくり活動 柳沼泰衛 p. 12.
 シルク販売最前線 今泉雅勝 p. 13.
海外だより
 コンケーン(タイ)にもクリキュラ黄金繭が 赤井 弘 p. 15.
 野蚕とシルクの国際共同研究に関する特別集会 赤井 弘 p. 16.
 福岡山繭の会4年目を迎えて 松尾サヨ子 p. 17.
事務局だより p. 20.
編集後記 p. 20.

No. 60 2007. 12

  

目次
巻頭言
 日本野蚕学会第13回大会を終えて 赤井 弘 p. 2.
研究報告
 野蚕の休眠蛹を用いたタンパク質生産に関する技術移転と起業 小林 淳 p. 3.
 ヤママユガフィブロイン遺伝子を導入した組換えカイコの絹糸腺 石川達也・白井妙子・長島孝行・赤井 弘・小林 功・小島  桂・田村俊樹 p. 5.
日本野蚕学会から
 スナップショット 赤井 弘 p. 7.
 製品展示を終えて 諸富勝成 p. 9.
野蚕交流セミナー
 全国天蚕交流セミナー(りょうぜん天蚕の会)に出席して 赤井 弘 p. 10.
ワイルドシルクフェスタ終了報告
 シルク好きも、知らないシルク 関谷竹生 p. 13.
 ワイルドシルク・フェスタを終えて 今泉雄勝 p. 14.
学会からのお知らせ
 第5回国際野蚕学会の開催 p. 15.
 国際野蚕学会の歩み p. 17.
 日本野蚕学会の歩み p. 17.
 2007―2008年 日本野蚕学会役員 p. 18.
編集後記 p. 18.

       

No. 61 2008. 6

目次
巻頭言
 野蚕の増殖と環境保全 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 江戸時代の山繭飼育―長野県を中心に― 佐野和子 p. 3.
富岡製糸工場世界遺産活動報告
 富岡製糸場を世界遺産に日本野蚕学会は支援する 赤井 弘 p. 4.
 「上州富岡から新しいシルク産業の展望」製糸場で講演会 長島孝行 p. 4.
 富岡製糸場がもたらした日本シルク産業への貢献 赤井 弘 p. 5.
 扶桑の国 原 三郎 p. 7.
 地域ブランド登録商標モデル”富岡シルク”の提案 長島孝行 p. 8.
 富岡シルクブランド構想について 長谷川直純 p. 11.
ワイルドシルクフェスタ終了報告
 シルク好きも、知らないシルク 関谷竹生 p. 14.
海外協力
 ジョグジャカルタで異色の植樹祭 赤井 弘 p. 15.
国際野蚕学会のお知らせ
 第5回国際野蚕学会議への御案内 栗林茂治 p. 16.
シルクよもやま話
 洞爺湖サミットにシルクが参加 p. 17.
編集後記 p. 18.

No. 62 2008. 12

目次
巻頭言
 日本野蚕学会第14回大会を終えて 赤井 弘 p. 2.
私の研究
 生活の中の山繭―民族学的視点で見た人と山繭― 佐野和子 p. 3.
日本野蚕学会第14会大会開催について
 日本野蚕学会第14回大会の講演内容について p. 6.
 天蚕糸の新しい精練方法が完成しました 綺麗な緑と光沢を守ります 平尾銀蔵 p. 7.
ワイルドシルクフェスタ(特集)
 ワイルドシルクフェスタ第2章開催報告 今泉雅勝 p. 8.
 シルク好きも、知らないシルクを卒業しなければ。 関谷竹生 p. 10.
 ワイルドシルクフェスタ第2章を終えて 加藤幸子 p. 11.
 ワイルドシルクフェスタ第2章について 松本信孝 p. 12.
 会場で、伝えきれなかったこと 住谷雄一 p. 12.
 テンサンの魅力と可能性の一端を 田路 亮 p. 13.
ワイルドシルクフェスタ:講演
 [シルク資源の利活用] 天然シルク資源―その繭糸特性 赤井 弘 p. 14.
 家蚕のシルク資源―広範な品種特性 永易健一 p. 17.
 シルクたんぱく質の食品における考え方 ―食品、栄養学分野からの実用化研究― 源川博久・田所忠弘 p. 18.
 インセクトテクノロジー:昆虫が洞爺湖サミットに参加 長島孝行 p. 19.
編集後記 p. 22.



No.1〜No.30

          

会報 (年3回発行) 1冊 1,000円

サイズ: 1〜30号まで B5版、31号〜 A4版になりました。
49号から会報の中身がかわりました。


会報掲載広告代金(年3回発行分)
1ページ  70,000円
1/2ページ 30,000円
1/4ページ 15,000円


募集 野蚕に関するニュース、情報を募集しています

原稿送り先:
〒243-0034
神奈川県厚木市船子1737
東京農業大学 農学部 昆虫機能開発学研究室
長島孝行
TEL: 046-270-6124


Home
inserted by FC2 system
inserted by FC2 system